天桂寺が開かれたのは安土桃山時代(1570年)正親町天皇の時代です。ご開山様の『明山燐察(みょうさんりんさつ)大和尚』は北条早雲の親戚に当たられ、北条氏の帰依も厚く度々の寄進もあった事が記されています。その寄進状に依りますと、伊豆の韮山、北条早雲の孫にあたる『山木の方』から堀越公方正知(足利政知)の菩提供養の為にとその後2回に渡って土地やお金が寄進され天桂寺が建立されたようです。寄進状の文面に『天惠院殿』菩提供養の為に記されていますから寺名の文字がいつの時代か変って現在の『天桂寺』になったようです。山号は裏山の愛宕山が北条早雲の出城であったことから城谷山と名付けられました。ご開山様は在住五年して天正13年12月27日(1584年)に入滅され弟子たちにより城谷山中に埋葬され骨塔が建てられました。
年中法要 | |
4月 | 花まつり お釈迦様のご誕生をお祝いいたします。 |
8月1日 | 施食会 有縁、無縁すべての精霊に回向する供養です。 |
10月29日 | 道元忌(両祖忌) 曹洞宗の開祖 道元禅師さま、 宗門中興の祖 瑩山禅師さまへの報恩の法要です。 |
毎月開催 | 坐禅会、天桂寺の夜坐、お寺ヨガ |
臨時開催 | 天桂寺の音楽会、寺音 |
曹洞宗 城谷山 天桂寺
〒410-2407
静岡県伊豆市柏久保168-1
TEL・FAX 0558-72-0639
「お寺のご詠歌」として親しまれている曹洞宗の宗教讃歌です。道元禅師さまが梅の花を大変好まれたことから 梅花流と名付けられました。
お釈迦様 道元禅師さま 瑩山禅師さまのみ教えを
美しい旋律とやさしく響きわたる鈴鉦の音にのせて
天桂寺では毎月1回、梅花講のみなさまがお寺につどいお唱えをし「施食会」「道元忌」等の法要でご奉詠しております。