一般に永代供養墓とよばれ、諸々の事情により年回法要(法事)、お墓参り等のご供養ができない方に代わり、お寺が永代(永遠という意味ではなく、決められた永い期間)にわたり、供養と管理する合祀墓(ごうしばか)です。
天桂寺の永代供養塔は平成21年11月に完成いたしました。
中央に安置されているのは結跏趺坐(けっかふざ)の座禅を組まれたお釈迦様です。
結跏趺坐(けっかふざ)の座禅はお釈迦様がお悟りを開かれたときの御姿です。
天桂寺の永代供養はお骨を安置するだけでなく、各年回のご供養(法事)、お盆やお彼岸の年中行事のご供養をお寺がご遺族の代わりにお勤めいたします。
一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、
二十五回忌、三十三回忌、五十回忌
をお寺がご遺族に代わって修業いたします。
※四十九日忌から五十回忌までというのはあくまでも原則です。どの年回まで供養するかはご相談の上、ご希望に応じて修行いたします。
※ご納骨壷での安置期間を過ぎますと、永代供養塔内部の散骨用のカロートに合祀させていただきます。
法事、お年忌、お年回とよばれ、亡くなった故人のために教典を読誦し塔婆建て、供物を供えて故人の冥福を祈る行事です。
本来は亡くなれて3日目に営まれる 開蓮忌(かいれんき)に始まり、初七日、百ケ日、一周忌、三回忌…五十回忌まで入れると十九回行うことになりますが、天桂寺の永代供養では上記の回忌での法要となります。
春・秋彼岸会 盂蘭盆会(うらぼんえ…お盆)の年3回の合同供養が修業されます。
毎年8月1日、午後2時より施食会(有縁、無縁すべての精霊に食事を供養する法要)が修行されます。
ご希望に応じて、ご遺族の方々が一緒にご法事に参加することもできます。予め日程をお寺と検討し、修行いたします。
天桂寺の永代供養塔は、お釈迦さまの両脇に故人の戒名、お名前、年齢、没年月日を刻む墓誌(ぼし)を設置できます。
個人情報保護のため、
俗名は画像処理で消してあります。
天桂寺永代供養塔はお骨を安置するだけでなく、お寺がご遺族に代わってご追善供養(法事)ならびに春と秋の彼岸、お盆の年間供養をいたします。
お申し込み費用(永代供養塔使用志納金)には、永代供養塔の使用料と各法事のお布施が含まれます。
料金につきましては、永代供養塔に安置する期間によって異なりますので、あくまでも目安としてご参照下さい。
例)1周忌から17回忌までの場合
お骨の安置 | 17年間 |
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ご法事の回数(1周忌~17回忌) | 5回 |
ー塔婆供養(各追善供養ごとに一本造立) | 5回 |
お盆、お彼岸供養 | 17年間 |
合計 | 約43万円 (散骨合祀手数料を含む) |
例)1周忌から33回忌までの場合
お骨の安置 | 33年間 |
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ご法事の回数(1周忌~33回忌) | 7回 |
塔婆供養( 各追善供養ごとに一本造立) | 7回 |
お盆、お彼岸供養 | 33年間 |
合計 | 約68万円 (散骨合祀手数料を含む) |
上記はお骨一体の場合の例です。
ご希望に応じご葬儀からお勤めさせいただくこともできます。ご依頼された葬儀会社様を通してご相談下さい。葬儀会社がお決まりでない場合はこちらでご紹介もいたします。ご葬儀の詳細につきましてはその都度打ち合わせを重ね進めてまいります。
『もしもの時』を考えるのはご自身にとってもご家族にとってもお辛いことではありますが、「健在なうちに墓所を決めておきたい」「永代供養に付いてもっと詳しく知ってから決めたい。」等のご希望をお持ちの方は、事前相談をお申し込み下さい。実際に永代供養塔をご覧いただき、永代供養の詳しいご説明をさせていただきます。
また、天桂寺では永代供養のご生前の予約も預かっております。生前予約とは、予め永代供養の営み(費用、安置年数、年回供養の回数等)を決めご生前にお申し込みいただきます。なお生前予約に費用はかかりません。費用につきましては実際に御納骨する際にお納めいただきます。